盛夏のバッハ教会カンタータ [音楽]
ターフェルムジーク鎌倉のバッハ教会カンタータ連続演奏会。今回は夏まっ盛りの7月30日、のはずが、今年の7月は天候不順。会場のある新逗子駅で降りたら、薄日はさしているものの、風は涼しいくらい。
演奏は、東日本大震災で犠牲になった人々を追悼して、カンタータ第101番冒頭の合唱曲ではじまりました。
荘重な旋律に心をあずけることしばし。そうだ、今の私が聴きたい音楽はこれだった。7月は個展の準備に没頭できると思っていたのに、予想外の用事やら出来事やらがとびこんできて…そのイライラがすうっと鎮まりました。
さて、この日のプログラム。カンタータ第31番は復活祭のための曲。いきなり、トランペットとティンパニが威勢よく鳴り響き、えーっ、バッハがジンタ!?(ごめんなさい)。と、いいたくなるほどリズミカルな楽しいソナタ(器楽だけ)。続く合唱曲は、歌詞が「天が笑う! 地は歓呼する」ではじまる、めいっぱい楽しい曲でした。
カンタータ第30番と第100番も祝祭の気分にみちあふれ、私はさっきまでイライラしていたことはすっかり忘れて一挙にハッピー。我ながら単細胞であることよ
明日は、バッハ先生とビールについて書きます。
2011-07-31 00:57
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