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元日散歩-4 [散歩や道草]

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大六天。社務所、短い参道、お社と全部ひっくるめ、ウナギの寝床式に並んで崖っぷちにしがみついておりますが、この狭い空間に2本の大木があります。片方はイチョウ。もう片方、見たことのない葉っぱだねと思っていたら、「ケンポナシ」でした。
ケンポナシ、食べたことある人いますか? 私、ずうっと前、島根県にいったときに体験しました。
田舎道で、枯れ枝のようなものを束ね、屋台に並べて売っていました。案内してくださった地元の方が買って、「ケンポナシだよ」とすすめてくれたのです。
こまかく分かれた枝の先が、小さな瘤のようにふくらんでいます。食べるのはその部分。
かじってみると、ほんのり甘く、たしかに梨の味がします。でもちょっぴりで、一束全部食べても、おなかにたまる分量ではありません。すすめた本人は食べないで、私を観察してる。ずるいよ。

ところで、このお社の祭神、面足尊(オモタル)=大六天だということがわかりました。検索すれば簡単にヒットするのでくわしくは書きませんが、古事記の神様が仏教と結びついて強い神様(魔王)とされ、強いお方に疫病払いをお願いしよう、となったらしい。
あとで、この地域の生き字引(Chinchiko Papa)さんから教わったことは、大六天の裏が急斜面なのはもとから谷だったこと、大六天を祀る場所は清潔な湧き水のあるところ、など。つまり急斜面に水が湧き出しており、その上の崖の縁にお祀りしたということらしい。やっと、一応の納得が得られました。

私この頃、「ぶらタモリ」に影響されているらしい。

Chinchiko Papaさんのブログは「落合道人」 で検索できます。
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