もと茅葺きの家 [ひとこと]
練馬区上石神井。私が高校時代には、茅葺きの農家が何軒もありました。
次々に姿を消した中でこの家だけは残り、ある日、屋根の上に何十人もの人が乗っているのを見ました。
屋根葺きでした。人数が多いだけに作業の早いこと。片側ずつ、2日で完成です。
あれほどの人数が集まったのは、農村の共同体としての「結」がまだ機能していたのだろうかと、すごいものを見せてもらった感じがしました。
葺いたばかりの茅屋根の色の美しさにはほれぼれしました。
ところが数年後、建物の開口部にアルミサッシがはめられ、柔道の道場の看板がかかげられました。
そして、再び茅では葺かれることなく、いつしかトタン屋根に。
最近通りかかってみれば、空手道場になっていました。
あれから40年。変わらないのは木造の部分と、家を守るようにそびえているケヤキの巨木だけです。
2012-07-01 00:00
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コメント(2)
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おはようございます^^
ご訪問、コメントありがとうございました。
ツマグロヒョウモンの幼虫は、サナギの種類を調べているときに見ましたが、毒々しくて触れるような感じではないですね;
職場の片隅にタチスボスミレが群生しているんですが、どうやらそこから出張してきたようです。
ツマグロヒョウモンに限らず、大事にしている草花を食害するのは勘弁してほしいですよね;;
by yayu-chang (2012-07-07 09:54)
そう、ツマグロヒョウモンは残酷です。
そして、幼虫を見つけるなり薬をシューッと吹きつける私も…
by tree2 (2012-07-07 14:44)