SSブログ

もと茅葺きの家 [ひとこと]

120608-ie.JPG
練馬区上石神井。私が高校時代には、茅葺きの農家が何軒もありました。
次々に姿を消した中でこの家だけは残り、ある日、屋根の上に何十人もの人が乗っているのを見ました。
屋根葺きでした。人数が多いだけに作業の早いこと。片側ずつ、2日で完成です。
あれほどの人数が集まったのは、農村の共同体としての「結」がまだ機能していたのだろうかと、すごいものを見せてもらった感じがしました。
葺いたばかりの茅屋根の色の美しさにはほれぼれしました。
ところが数年後、建物の開口部にアルミサッシがはめられ、柔道の道場の看板がかかげられました。
そして、再び茅では葺かれることなく、いつしかトタン屋根に。
最近通りかかってみれば、空手道場になっていました。
あれから40年。変わらないのは木造の部分と、家を守るようにそびえているケヤキの巨木だけです。
nice!(6)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 6

コメント 2

yayu-chang

おはようございます^^
ご訪問、コメントありがとうございました。
ツマグロヒョウモンの幼虫は、サナギの種類を調べているときに見ましたが、毒々しくて触れるような感じではないですね;
職場の片隅にタチスボスミレが群生しているんですが、どうやらそこから出張してきたようです。
ツマグロヒョウモンに限らず、大事にしている草花を食害するのは勘弁してほしいですよね;;
by yayu-chang (2012-07-07 09:54) 

tree2

そう、ツマグロヒョウモンは残酷です。
そして、幼虫を見つけるなり薬をシューッと吹きつける私も…

by tree2 (2012-07-07 14:44) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。