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ターフェルムジーク鎌倉のアンコール演奏会-1 [音楽]

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ターフェルムジーク鎌倉の「バッハ教会カンタータ連続演奏会」は、前回の第20回で完結[もうやだ~(悲しい顔)]
7月14日は「アンコール演奏会」でした。プログラムは、連続演奏会に名残尽きない聴衆のため、明るく、楽しく、リラックスを意図してくださったと思われる構成です。
「教会カンタータ第174番」のシンフォニア。ハイドンの「チェロ協奏曲 ニ長調」。バッハの「コーヒーカンタータ」。この曲は、当時の社会風俗がテーマで、歌われた場所はむろん教会ではなく、もしかしたらコーヒーハウス? 締めくくりは「教会カンタータ第147番」、コラールの旋律は、とくにバッハを意識しない人でも、聞けば「あ、知ってる」というに違いない、人々の耳になじんでいるものです。
174番はイキのいいシンフォニア。
ハイドンのチェロ協奏曲、バロックチェロのソリストは山本徹氏。私は聴いたことのない曲なのに、いうにいえない懐かしい感じの曲で、子守歌にひたっているような気持になりました。
4曲目のカンタータ147番は華やかに盛りあがり…
そしてアンコール。主宰者の吉田龍夫さんが、「今度11月ののアンコール演奏会は、ロ短調ミサ曲です。その終曲のコラールを」と説明。ロ短調ミサ曲は名うての大曲かつ難曲なので、早くから準備をなさっているとは聞いていました。その荘重で華麗な音楽に心をゆだねつつも、これがほんとにお終いのお終いなんだと思うと、147番でうきうきした気分がしーんとして、涙がにじんできました。
笑ったり、泣いたりのコンサートでした。
コーヒーカンタータについては次回の投稿で。
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コメント 3

さゆり

最後のコンサート、悲しいですね。
音楽(生演奏)はその場で生まれて、その場で消えていく芸術です。儚いといえば儚いけれど、巡り合いの瞬間が大切。絵画や彫刻も、その前に立って見た瞬間が巡り合い。その感動を心に抱いて。

美しい光景を目にした時も同じかな?慌ててカメラをかまえるより、しっかり自分の眼で見て、心に焼き付けるべきなんだなあ、と時々反省します。
by さゆり (2012-07-24 15:37) 

tree2

あらま、さゆりさん
こっちにくださったコメントが消えていると思って、前の投稿「前奏曲」の方にも書いてくださったのね。
返信は前の方に書きました。
by tree2 (2012-07-26 12:05) 

さゆり

おお、失礼しました。二回も書いちゃった…。
by さゆり (2012-07-26 14:35) 

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