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ターフェルムジーク鎌倉の「ロ短調ミサ曲」 [音楽]

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バッハの教会カンタータを10年間、連続演奏してきたターフェルムジーク鎌倉。11月24日は「ロ短調ミサ曲」。
演奏に2時間を要するこの大曲は、教会の儀式のためではなく、最晩年のバッハが、自己の集大成としてまとめた作品だそうです。ターフェルムジーク鎌倉が33年間の活動に終止符を打つというこの日、演奏するのはこの曲でなければならないわけがわかりました。
教会カンタータの連続演奏会に通うことが楽しみだった私、聴きながら泣いてしまったらどうしようと思っていたのですが、演奏は起伏があって華やかで力がこもり、涙はどこへやら、心地よく聴き入っていました。1時間ほど経過したと思ったのに、お終い! 時計を見ると確かに2時間過ぎています、信じられない。
写真は終演後、吉田龍夫さんの挨拶(写真左端)。吉田さんはフルートの演奏家であり、ターフェルムジーク鎌倉の主宰者であり、みずからの演奏と、裏方のもろもろの仕事とを、並行しておこなってこられました。当日の演奏は氷山の一角。それどころか、大海の一滴。
吉田さんのエネルギーは形を変えてでも、新しい展開があるものと信じています。

写真はサムネイルです
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