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てくてく歩きのイタリア-7 [旅気分]

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ムラーノ島のガラス博物館は、旅行案内に赤丸をつけていた場所のひとつです。
さぞかしヴェネチアングラスの名品を見られるものと…
建物は貴族の館だったとか、いい雰囲気。しかし内容は、ヴェネツィアのガラスの歴史をおさらいするものでした。古代ローマの日用品と思われるガラス器のコレクションは、それなりに見応えがあり、展示にも神経が使われていました。ところが、いわゆるヴェネチアングラスは、壁ぎわの展示ケースに無造作に並び、光線は窓からの自然光がメイン。私が訪ねた日は晴天だったからよかったものの、曇りや雨の日なら、せっかくのレース模様もよく見えなかったでしょう。期待のしすぎだったかな? 入館者は少なく、静かで気持いい時間を過ごすことができたけれど。
館内は撮影禁止です。写真は裏庭。
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船着場に戻ってきたときはそろそろ日暮れ。写真左側のオレンジ色のものは、工事現場のカバー。このあと、あちこちで、このカバーを目にすることになりました。イタリアではごく一般的なもののようです。
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船着場に沿った民家? の窓。この辺にはバールや土産物店も多く、おなかがすいたので、1軒のバールでイタリア風サンドイッチを頼みました。ハムとチーズと緑の葉っぱをクレープで巻いたものです。イタリア式恵方巻といったところ。レンジで温めてくれるのですが、容易に温まらないようで、いったん出したのを手でさわって加減をみて、もういちど。のどかなものです。このサンドイッチは食べやすいし、おいしかった。
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コメント 3

さゆり

私は美術館があるとは知りませんでした。
実は、私のムラーノの思いでもあまり良いものではありません。観光客が多すぎるのかな?趣味の良い作品も目にしなかったし、ちょっとがっかりした思い出があります。
by さゆり (2013-11-07 19:23) 

cafelamama

ムラーノ島の船着き場は、カラフルな家並がきれいですよね。
映画「旅情」が大好きで
映画のロケ先を探してベネチアを歩きました。
キャサリン・ヘップバーンが滞在していた
アカデミアにあるペンションを探したり、ロッサノ・ブラッツィの土産店を
探したり、ふたりが座ったサンマルコ広場のカフェのテーブルを探したり
楽しい思い出があります。
「ベニスに死す」に出てきたリド島のホテル・デ・バンもよかった。
by cafelamama (2013-11-07 19:48) 

tree2

さゆりさま
ヴェネツィアでの半日観光の最後に、ガラスショップに案内されました。非常に丈夫なんだと、金彩のコップをガラス板にたたきつけて見せてくれ、私は思わず悲鳴。なるほど割れませんでしたが。土産用に売られているガラス器は、みな派手すぎますね。

cafelamamaさま
台風26号のおかげでヴェネツイア二泊の予定が一泊になり、ムラーノ島にいった以外、ほとんど行動できませんでした。とても残念。
暮れてきた頃、サン・マルコ広場の2ヶ所で演奏がはじまり、いい雰囲気でしたが、こればっかりは、アルコールがダメで一人旅となれば、味わうには不向き。でも、サン・マルコ広場の夜景はなんともいえず美しかった…
by tree2 (2013-11-08 00:19) 

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