てくてく歩きのイタリア－１６

そろそろ予約の時間なので、ウフィッツイ美術館の中庭にきました。
この建物、もとはメディチ家のオフィス棟だそうで、ウフィッツイは英語のオフィスといわれれば納得です。
長い大きな建物が並行して建ち、その間が中庭というか、一般の人も通る道路にもなっています。
え？　天下のウフィッツイ美術館が、こんなへんてこな彫刻を飾るの？　パロディーにしてもお粗末すぎ。
と、思ったら動きました。観光客にウインクしたり、ニッコリしたり。一緒に記念写真を撮る気にさせて、オアシをいただこうというわけ。愛嬌たっぷりの天使です。

こちらは聖人でしょうか。天使のように愛嬌を振りまくわけにいかないので、人気はいまひとつです。

ツタンカーメンは仮面をかぶっているので、表情やしぐさで人を引きつけることは難しそうです。一番目立つのに、一番人気がありませんでした。
このあといったローマにもツタンカーメンがいました。仮面と衣装をセットで売っているのでしょう。ローマのツタンカーメンは仮面を外して、立ったままサンドイッチをほおばり、あっというまに食べ終わって、仮面をかぶりなおしました。
私、見ちゃったもんね。

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