てくてく歩きのイタリア-26 [旅気分]
フォロ・ロマーノ。旅行案内書によれば、古代ローマの、政治・経済・文化の中心地。
左の写真は、アントニウスとファウスティーナの神殿。
残っているのは神殿の柱列で、後世、柱列の内側に教会が建てられ、それがまた廃墟になっています。
古代ローマの様式と中世のキリスト教教会の様式の合体。
ミスマッチの面白さというか、奇妙な印象です。
建物の前にある解説のプレートを読んだのはここまで。
あとは、ただ暑い。
こうも暑くなければ私の興味ももすこし活発だったのでしょうけれど。もう、黙々と歩くだけ。
左の写真は、フォロ・ロマーノにある二つの凱旋門のうちの一つ。えーと、どっちの方だっけ?
右の写真は、マクセンティウスのバジリカ。
バジリカという言葉をよく見かけるのでウィキペディアを見てみたら、建築様式の一つ。中央のホールを側廊がかこみ、ホールと側廊を柱列がへだてる大きな建物。古代ローマでは集会場など、のちには、キリスト教教会でおなじみの建築様式。(バシリカともいう)
暑がっているのは私ばかりじゃないです。入場者の1/3は木陰で休んでいます。
私も座りたいけど、木陰はどこも満席。
右の写真。古代ローマの階段に落ちる私の影。
影法師はいいよね。自分では歩かずに、私にくっついて移動するだけだもんね。
まだまだあります。フォロ・ロマーノとは、体力テストという意味だったのか。
レスピーギ作曲「ローマの松」。ローマにきて、このタイトルの意味がわかりました。
松は、ローマを代表する樹木でした。街路樹にも多いです。
なぜかみな、傘のような樹形をしています。
2013-12-07 14:40
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これは素敵な場所ですね。多くのインスピレーションを与えられそうです。
by アヨアン・イゴカー (2013-12-08 12:28)
アヨアン・イゴカー様
いつもご訪問ありがとうございます。イタリアのレポートは分量が多いので、自分の投稿をまとめるだけでくたびれてしまい、みなさまに失礼しております。
フォロ・ロマーノ、私は訪ねる季節を間違えました。この日の光線は申し分なかったですが、プラス、初冬のピリッとした空気がほしかった。そんな気候ならば、お弁当をもって、1日中でも浸っていられそう。
by tree2 (2013-12-08 14:19)