スペインてくてく歩き-12 [旅気分]
パラドール・デ・グラナダにて
もとは僧院の建物というだけあって、階段の踊り場の窓には宗教的なステンドグラス。
キリストの手の傷口が痛々しい。
写真右は、私が泊まっている部屋の窓。内装はすべて現代のものですが、窓の造りが凝っています。
扉、穴のあいた扉、ガラスと、三重構造。金具も凝ったものでした。知恵の輪みたい。
中庭の中央に噴水。静かな朝の空気のなか、10cmほどの水柱がちろちろと揺らめいています。小さなゆらめきが静けさをいっそう静めるかのように。
写真右は、中庭から見上げた二階の窓。ガラスに外の景色が映っています。
朝食のメニューは豊富です。不思議な果物がありました。
大きさは中粒のリンゴくらい。手にとると、ぽってりした感触です。どうやてっ食べるのか考えこんでいたら、
「フェイジョア」と教えてくれました。食べてみましょうか。
切ってみると、薄い皮に包まれた果肉はとろっとした感じで、黒い大きな種がたくさんあります。
よく熟れたバナナと洋梨を足して2で割ったような味と香りでした。
(日本ではごく一部の地方でしか植えていないポポーという果物。これのことだな、きっと)
2014-12-03 13:12
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コメント(2)
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「フェイジョア」ですか、表面がなめらかそうですね、
沖縄には「アテモヤ」と言って似ている果物があります。
表面は恐竜のようにでこぼこしていますが、種は黒くツヤツヤしていて、森のアイスクリームと呼ばれていますよ~
by グリンクリン (2014-12-04 09:08)
ネットで調べてみたら、ネット上のフェイジョアとは、ちょっと違うのです。
むしろポポーが近いですが、ポポーの表面はつるりとしており、鱗のような模様がありません。
味についての説明は、バナナ+パパイアとか、似たようなもの。
スペインのは、表面に鱗のようなでこぼこがありました。黒くてツヤツヤした種もたくさん。
沖縄の「アテモヤ」が正解かも。
by tree2 (2014-12-04 11:46)