スペインてくてく歩き-18 [旅気分]
はじまりはメスアールの間
窓、壁と窓。この壁は、メスアールの間の奥にある祈祷室?
壁はタイルのモザイク。
天井は赤っぽい木材に金の装飾。瀟洒な印象です。
ここまでがメスアールの間、だったかどうか…….デティールに気をとられて、自分はどこにいるのやら。
メスアールの間からいったん中庭に出ます。石畳の中央に大きな水盤。
一瞬、幻想かと思いました。白い薄物をまとった美しい女性。この空間に、あまりにもよく似合う。
おしゃれな環境客にすぎないとは、認めたくない気持ち。
2014-12-11 00:10
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いい空間ですね。
そして、アラビアンナイトに出てきそうな水盤。
by アヨアン・イゴカー (2014-12-11 08:58)
アルハンブラのなかで、この水盤が一番大きかったと思います。
アルハンブ全体の印象ですが、装飾に非常に凝っていながら「コレデモカ」というごちゃごちゃ感がないです。
レースのように細かく浮彫された壁は、石の素材を生かして、ほとんど素材むきだし。ペイントで色をつけるという考え方がなかったと思います。日本の数寄屋建築の感性に近いものがあります。
たぶんそのせいで、私のアルハンブラ熱は今も上がる一方。
by tree2 (2014-12-11 11:31)