スペインてくてく歩き-24 [旅気分]
おかしなベンチ
地図を見ると、ヌエバ広場から私が泊まっているパラドールまで、800mくらい。歩いて帰ろう。
グラナダスの門をくぐり、森林のなかを上っていくと、傾いた石のベンチがあります。何か所にも。
なんでみな、傾いているの?
上の方から、年配のカップルがきました。気さくそうな人たちなので、私は「オラ」と挨拶し、
「このベンチ傾いているよね」
「水平だよ」とご主人。奥さんは、傾いている方に一票
私はベンチに腰掛け、「やっぱり傾いているよ」
ここまで、互いにボディランゲージ。
ご主人、リュックサックからペットボトルを取り出しました。なるほど
「オー、グッドアイデア」と、私は叫んでいました。
ご主人、「私、エンジニアです」
確かに水平だったのです。
モデルさん?
パラドールの近くに戻りました。そうそろ日没。
ウェディングドレス姿の美しい人が、ポーズしています。雑誌の撮影かしら。
ところがもう一組が待機していました。こちらは、モデルさんとは思えません。花嫁のしんから幸福そうな笑顔は演出じゃない。
この人たち、結婚式の記念撮影なんだ。おめでとう
さようならグラナダ
夕映えの丘、夕映えのパラドール。明日は早朝にここを発ちます。
夜中、私の部屋から見える中庭。空は満天の星でした。
2014-12-18 00:27
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