スペインてくてく歩き-27 [旅気分]
カサ・ミラの屋根裏部屋
屋上から見下ろすと、小さな窓のある壁。屋根裏部屋といおうか、建物の一番上の部分です。夏は暑いから居住空間には向かないと、ガウディは考えたのだそうです。
そこで、洗濯物を干すなど、居住者が共同で使う空間としました。(倉庫も兼ねていた?)
階段を下りて屋根裏部屋へ…
カサ・ミラの模型や、ガウディが建築の構造のヒントにした、貝殻や動物の骨が展示されています。
天井は薄いレンガで組立てられたアーチ。ある部分はアーチが貝殻のように収斂し、またある部分は動物の背骨と肋骨のようです。
ほの暗く静か。美しい空間です。僧院の瞑想の部屋といってもいい感じ。
ここにカフェがあったら、私は根が生えてしまうでしょう。
天井の照明器具にも神経がくばられています。波打つ天井がここにも。
床のタイルもガウディがデザインしたもの。
写真右は、グラシア通りの歩道。カサ・ミラと同じデザインのタイルが敷かれています。
2014-12-22 20:34
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