スペインてくてく歩き－５７

ランブラス通り
ようやくランブラス通りに出ました。めざすサン・ジュセップ市場はここの通りに面しているはず。
この通りの構造がおもしろい。中央に幅広い歩道があり、屋台が並んでいます。
歩道の両側は並木。その外側に狭い一車線の車道。当然、車はノロノロ運転です。
どこぞの国だったら、効率優先で歩道をつぶしてしまったでしょうが、ここでは美観優先。
スペインの人たちは偉い


え？　あの人なにしてる？
よくよく見ると、なんとマリリン
笑顔を振りまき、手を振って、体も振って、スカートをひるがえし…
街を歩く人たちは誰も注目しません。でも演技は続きます。
面白いけど、うっかり撮ったら集金人がくるのかな？
私はだんだん近づき、たまりかねて、シャッターを３回。
3回目でマリリンは私に気づき、笑顔で投げキスを送ってくれました。
私も笑顔で挨拶。撮影は無料だったようです。
40分ほどあとで戻ってみると、マリリンはまだいました。
数分後また見ると、もうマリリンはいませんでした。あとに残された扇風機が一つ。


ランブラス通りから横に入った場所に老舗のお菓子屋さん「ビセンス」があるはず。
この建物はベレン教会？　この辺で横丁に入るはずなんだけれど…


ビセンスを探しあぐねて戻ってみれば、地下鉄リセウ駅のところには、歩道にミロのモザイク。
窯の上で焼いているのは一見焼き芋。でも中に具の入ったパンみたいなものでしょう。
興味あるけど、大きすぎるので敬遠。
二度目のトライでビセンスにたどりつけました。
1年一度の、私にとっては長い原稿を書いていました。昔の原稿用紙で100枚くらい。
慣れた仕事なので悩みはしませんが、神経は使います。
いろんな用事やスポーツセンターにいく日と合わせて作業の進行表を作り、予定をクリアしていかないと締切には間に合いません。
できた！　送信した！　ふーっ。でもその間、ブログには投稿できませんでした。

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