スペインてくてく歩き-61 [旅気分]
ルフトハンザ機のなかで
往路はルフトハンザのパイロット・ストライキのおかげで、アリタリア航空に変更されました。
アリタリア航空は、前の年イタリアにいったときに乗りましたから、雰囲気は知っています。
天井のところどころに取付けられたディスプレイに、今どの辺を飛んでいるのか、あと何時間で到着か、などの簡単な情報が表示されます。
帰路、無事に乗れましたルフトハンザ。
これはすごい 地図だけでなく、刻々と変わる風景まで映しだされます。しかも座席の前にある個人用の液晶パネルでも見ることができるのです。
フランクフルトを出発し……今、地球のどの辺にいるかというところまで見せてくれます。
地球は星が散らばる宇宙空間に浮いており、薄暗く翳っているのは夜の部分。
やがてロシアの上空にさしかかりました。
実際には雲があろうと夜であろうと、地上の風景はちゃんと見えるシカケです。
前方右手に大きな湖が見えています。
窓のシャッターを閉めさせられたらお寝みタイム。入眠導入剤の助けは借りましたがよく眠れたようです。
さて、目が覚めても、まだシャッターを上げる時間ではありません。
ちょっとカンニングしちゃえ。あ、夜明けです。
ああ、往路では肉眼で見たアムール川ですね。
地球のこっち側にきました。Tokioはもう近い。
コックピットからの風景が見られるんだから、高所随喜症の私にはこたえられない楽しさです。
目を覚ましている間中、液晶パネルを見つめっぱなしでした。
ついに佐渡島が見えてきました。
そして10日間のスペイン旅行は、これでオシマイ
2015-04-29 00:08
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コメント(4)
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楽しい旅でしたね。私はただただ色の強烈さに驚いています。文化が異なると、色彩感覚もここまで異なるのですね。この強い色彩の中に生きる勇気は私には、もうありません。昔だったら、あったかも。
スペイン人にとって、北ヨーロッパの街並みは灰色に見えるだろうなあ…。
by さゆり (2015-05-03 04:29)
光線の強いところは鮮やかな色が栄えるのではないでしょうか。
人間に限らず、動植物でも、熱帯→温帯→寒帯の順で地味になるようです。
それと乾燥したところと、湿ったところでも違います。
フランスの色彩感覚は素晴らしいけれど、これをサバンナにもっていったら?
日本は湿気が多いからか、和服の色ってだるい感じ。
若者の服装にも、きっぱりした色が見られないですよね。
by tree2 (2015-05-03 11:55)
スペインの旅 ますます出かけたくなりました。
ありがとうございます。
by グリンクリン (2015-06-04 09:27)
グリングリンさま
スペイン、ほんとにおもしろいです!
出かけるまえに、いろんな人から治安がよくないと脅かされましたが、マドリードでもバルセロナでも、嫌なことには遭遇しませんでした。人々はとてもフレンドリーで親切です。
治安に関しては、ローマのほうが神経を使いました。
by tree2 (2015-06-04 12:27)