中世のパン [食いしん坊]
買い物過疎地の我が駅前に、パンの専門店ができました。
メロンパンの店ならありますが、私がほしいのは、甘くない、食事パンです。しかも、ふわふわもちもと称する、ふくらみすぎて正体もないようなパンはいやです。
好きなのは、黒くてずっしり重い、ライ麦や全粒粉のパン。こうしたパンは住宅街では見つけがたくて、都心やデパ地下にいったとき、多めに買って冷凍しています。
ある日、駅前のパン専門でこのパンを発見
ライ麦パン。バターも卵も使っていない、かすかな塩味だけの、素朴な味のパンです。重さ400g強。
たまたま、白水Uブックスの「中世のパン」を読んでいたので、中世のパン発見! と感激しました。
この本によると、中世のフランスでは、小麦だけの白いパンは上流階級のもの。
小麦とライ麦を混合したパンや、ライ麦だけのパンは庶民のもの。そして中世のパンは大小はあれどみな丸型に焼かれていたそうです。私、中世の、庶民向きのパンが食べたい。
と、思っていたら、嬉しや、このパンに出会いました。
ところがです、パン屋さん、閉店するというではありませんか
またも、買い物過疎地に逆戻りなんだわー。
2か月したら、同じ私鉄の二つ先の駅で再開するというので、頼みにしてます。
2015-07-04 13:53
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確かに。これは昔ながらのパンですね。美味しそうです。
我が村にもパン屋さんがあって、パンはスーパーで買うのではなく、パン屋さんで買っています。以前はチーズ屋さんもあったのですが、引っ越しちゃいました。残念。
by さゆり (2015-07-08 05:27)
私も、パンはスーパーでは買いません。
このパン、はじめは、なんぼなんでもそっけない味、と思いまいた。
慣れると、飾り気がないから飽きがこないんだと納得。でも当分買えない。
高田馬場の地下鉄の入り口に神戸屋があるので、ドイツ風のパンをそこで探します。
by tree2 (2015-07-08 11:40)