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再びのイタリア-26 [旅気分]

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アッシジ カルチェリの庵とサン・ダミアーノ修道院
サン・フランチェスコ大聖堂に心ゆくまで入りびたり、さてもういいねと外に出てみれば、まだ真昼。
カルチェリの庵とサン・ダミアーノ修道院は街から離れているので、ホテルでタクシーを呼んでもらいました。
あっという間に車がきました。大きい。7~8人も乗れるではないの。私、たった一人だよ~。
運転手さんはアスリートタイプのイケメン。「でかいねー」というと、「気にしない、気にしない」と、ひっぱり上げてくれました。うふふ、ちょっといい気分。
写真はカルチェリの庵、入り口。サン・フランチェスコが隠遁生活を送ったという、小さな建物です。

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庵は山の斜面にしがみつくように建てられており、小さな部屋がいくつか連なっていますが、段差があったり、かがまないと通れないほど低かったり。でこぼした石の床は踏まれ踏まれてツルツル。
一ヶ所、気になる場所がありありました。小さな部屋の片隅に、石で囲って床から少し高くしたところがあり、囲いのなかに敷き詰めてあるものは砂というか、砂利というか。これが旅行案内にあった、「驚くほど粗末な聖・フランチェスコの寝室」なの? ウソ、まさか! ここに藁を敷いて寝る? なんぼなんでも冬はしのげないよー。と、写真を撮らなかったのは、大々後悔です。今は、やはりあの部屋が寝室だったとしか思えません。
昔の人は、体が超丈夫なのね[がく~(落胆した顔)] 

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庵の裏口から庭に出ると森林のなかに長い通路がのび、サン・フランチェスコやその弟子たちが瞑想をしたという場所があちこちに。
すがすがしい空間です。私も、気候のいいときなら、ここで瞑想してみたい。
(そんなムシのいい願いは、ダメか?)

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次はサン・ダミアーノ修道院。この場所で、サン・フランチェスコが神の声を聞き修行の道に入ったといわれます(それまでは放蕩三昧の生活だった)。のちに、サン・フランチェスコの弟子となったサンタ・キアーラが、ここで修道生活を送りました。女子修道院だったわけで、簡素ですが、カルチェリの庵を見たあとでは、穏やかでやさしい感じ。ホッとしました。
修道院の前で、可愛らしい兄弟が…誰かを待っているのかな。

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この日は素晴らしい晴天に恵まれ、空気は爽やかで、
聖地をめぐるにはまことにふさわしい日でした。
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