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ちょっとディープなフランス-6 [旅気分]

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コンク  サント・フォワ聖堂のぐるり
10月19日。今日はまる一日コンクの村にいます。
サント・フォワ聖堂のタンパンを見たくてきたのに、天候は曇り。光が鈍い。
タンパンは高いところにあって見づらいし、私の視力もかなりいい加減。自分で撮るより、家に置いてきた参考書の写真がずっといい。大事なのはコンクの風土に浸ること。
聖堂の裏にまわると、石のバスタブのようなものが並んでいました。バスタブにしては、石をくりぬいた部分の幅が狭いな…よく見たら、人間の頭から肩の形をしているものもあります。
そうか、石棺なんだ。蓋はどうなっていたのかしら?
底に、水抜きの孔がありました。それを見た瞬間、石棺がナマナマしく感じられて、ぞくっとしました。

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石段を降りて、聖堂の右横に出ました。
修道服は白。足は裸足にサンダル。これも伝統でしょうか。
古風なサント・フォワ聖堂のなかで白い服の神父さんたちが礼拝していたら、絵のようでしょうね。

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芝生の庭の横にある静かな建物。昔の僧院だそうです。今は宝物館になっています。
庭のまんなかに大きな水盤がありました。
人が立って入るくらいの大きさです。去年イタリアで見た、ネオニアーノ洗礼堂を思いだしました。
これも洗礼のための水槽かしら。底にコインがたくさん沈んでいました。
由緒ある場所に水があるとコインを投げ入れたくなる気持ち、世界共通ですね。

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宝物館には、サント・フォワの遺骨をおさめた黄金の像があります。このなかだけは撮影禁止。
写真左が入り口なのですが、閉まっていると扉と壁とは格子のようなもので一体化し、壁にしか見えません。
迷っていたら、誰かが開けたではありませんか。なあんだ、そうだったのか。
扉の奥のチケット売り場で、女性が手をバタバタやっています。バッタが入りこんでいたのです。
私は入れなかったのに…我ながらバッタにも劣るアタマです。
バッタは捕まえられ、庭に放り出されました。背中に赤い模様がある、きれいなバッタです。
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