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ちょっとディープなフランス-26 [旅気分]

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パリの買い物
10月27日、ついにパリを離れる日です。
ホテルに迎えのタクシーがくるのは19時30分。
昨日は2万歩も歩いたから、今日は怠けるんだ。
まず、大切な人へのお土産を買いに、チョコレート専門店のパトリック・ロジェへ。
ホテルから600~700mと、近いです。マドレーヌ大聖堂の前の広場に面しているのですぐに見つけました。
このショウウインドウ、気取っていますねー。金属製のゴリラの頭部、印象は強いけど、チョコレートのイメージはないなあ。道行く人が珍しそうにのぞきこんでいきます。
お店の中も気取った雰囲気。宝石でも買うように、ありがたーく買わせていただく感じです。

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地図を見るとフラゴナール香水博物館はホテルのすぐ近く。
入場無料ですが、一人で好きなように見学はできません。
「ちょうど日本語ガイドの時間ですよ」といわれ、ラッキー! かと思いきや、ガイドに導かれて展示室を通過し、最上階の売り場に連れていかれるというシカケ。なんとそのガイド、奥の方の香水瓶のコレクションをすっとばした。なんなんだ[ちっ(怒った顔)]
売り場で、日本人の販売担当の人に、文句をいいました。
「日本語のガイドの時間は短いです。フランス語のガイドは30分ありますから、よろしければ…」
日本人の小母さんたち、ガイドの意のままに、コレクションを見ずに売り場にいって、どっさり買い物なさる。
あんたたちも、なんなんだ[ちっ(怒った顔)]
フランス語のガイドは、香水瓶の歴史をだどってゆっくりまわります。言葉はちんぷんかんぷんでも、見ているだけでおもしろい。
売り場に戻り、友達への土産にセッケンを買いました。セッケンは重いので、買うなら旅の最終日に限ります。いい香りだけど強烈。移り香がしないように、チョコレートとバッグを別にしなきゃ。

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デパートのギャラリー・ラファイエットもホテルの近く。
とびこんだら、雲突くような大男の警備員二人に迎えられました。
「食品はどこ」「それなら別館」
なるほど、警備員のうしろに、ハンドバッグなど高級品の売り場が見える。私のくるところじゃなかったわー。
別館の入り口にも警備員がいます。こちらは普通のおっさん。しかしバッグを開けて調べます。
「よろしい」といわれて、ようやく中に入れるのです。
フランスのデパートでも、食品売り場は地下にありました。写真は1階の吹き抜けから下を見たところ。
チーズ売り場。おいしそう。でもガラスケースの中に、チーズの固まりがむきだしで並んでいるだけ。これではもって帰れないよねー。一つだけ、ラップでくるんだものがあるので、「それ」といいました。
売り場の小母さん、ケースからとりだすなり、「シンクウパック?」
[わーい(嬉しい顔)]
そういうことなら、もっと頼めばよかった。
イートインもあります。ビーフのサラダ、さすがにパリの味はちがう。
それからチョコレートやキャンデーの売場に移動し、お土産を大量に買い込みました。

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同じ建物の上の方は、家庭用品の売り場です。
その階でなにを扱っているかは、壁の装飾を見ればわかります。こういうセンスがパリなんだね。
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tree2

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いつもありがとうございます。
私はロマネスクの教会にはまってしまい、今年の秋、もう一度訪ねる予定です。
ヨーロッパの中世が面白いです。
そこに生まれたかったとは思わないけど、遠くから眺めて興味津々。
ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」や「バウドリーノ」を読みました。当時の人々の考え方や感じ方と、自分が見てきたものとを重ね合わせて、ますますのめりこんでいます。
by tree2 (2017-06-26 15:10) 

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