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北へ [旅気分]

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2月3日、Mr.FamIlyCiubの深澤勝さんの取材で、大宮から東北新幹線「こまち」で角館に向かいました。
沿線の天候はほぼ晴れ。仙台に近づくとうっすら雪のある風景が見られ、遠景に雪をかぶった山が。
ふと、「お山が見える」という言葉を思い出し、その瞬間、我知らず涙が。
「ゲド戦記外伝」で読んだ言葉です。この本は今私の手元にないので記憶を確かめようがないのですが、
次のような物語だったと思います。
さらわれた少女が、銅の精錬所で働かされているところを助け出され、故郷の村に向かう途中にいうのです。
少女はひどく弱っていて、故郷にたどりつくことはできないとわかっているのでしょう。
遠くに見える山は、少女の帰っていく場所、やさしく迎えられる場所を象徴しているのです。
気づいてみれば、雪をかぶった山の姿は、私にとっては、八甲田山なのでした。
ふるさと青森市には、もう、従姉も親友も、懐かしい人は誰もいません。
懐かしいのは北国の風景、その中心に鎮座している八甲田山の雄姿なのです。

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仙台をすぎてしばらくすると天候は曇りに転じ、やがて吹雪に。
盛岡から秋田方面に向かうと雪が深くなりました
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