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再びのイタリア-30 [旅気分]

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ラヴェンナの朝 サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂
日本にいれば、超宵っ張りの朝寝坊な私ですが、旅行中は7時前に目がさめます。
時差のせいで、時間の感覚がくるっているのでしょう。眠くなんか、全然ない。
この日は一緒に行動する約束をしてたK・Kさん、「最初に羊の教会が見たい」といいます。
羊のモザイクがある、サンタポッリナーレ・イン・クラッセ聖堂は、ラヴェンナ市内から、バスでちょっと郊外に出なければなりません。私も、遠いところから先に見るのがいいと思っていたので、異論はありません。
朝8時頃には、もうバスの発着所にいました。
バスは、のどかな街並みをのんびりいきます。神代植物公園へいくバスの道筋に似ています。
20分もしないうちに、目的地に着きました。
広々とした草原のなかに、静かに立つ聖堂。寡黙な感じが好きです。大きい…これが6世紀半ばの建築とは。
なかは広々として、天井は高く、外光がよく入って明るい。清楚で軽やか。
羊のモザイクも、自然光でよく見ることができました。

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この色彩が1500年前のものなんだ…ガラスのモザイクだけあって、色があせないのでしょう。

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聖堂の外の草原にバイソンの放し飼い? 柵もなにもありません。
今は静かにしてるけど、気が変わって攻撃しにきたらどうしよう。
しかしおとなしいね、じっとしてるね、ずうっとじっとしてるね。さっきから全然ポーズが変わらない。
K・Kさんが「彫刻じゃない?」 といいました。
ああ、そうだったのか。
これも、古典の美術品の近くには現代アートを置く、というイタリア流儀でしたか。
二人とも、すっかりだまされた。

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