再びのイタリア-34 [旅気分]
ラヴェンナの食
K・Kさんと歩きながら、昼ごはんのできる店を物色。
入り口でお人形が招いている店は、中の様子が見えず、高いかもしれないので敬遠。
狭い路地を入ったところにあった総菜屋さんが手ごろ。テーブルは路地につながった屋外にあります。
私はサラダ、K・Kさんはパスタ。
そこにぬっとあらわれた、おっさん。黒く汚れた手をつき出して、「お恵みを」といっているらしい。
小銭をあげたものかどうしようか迷いましたが、じっと我慢。K・Kさんも応じません。
おっさんはしばらく粘っていましたが、人のよさそうな笑顔を崩しません。
ついにあきらめ、「グラツィエ」といって去っていきました。このときも笑顔。
そうなると心が痛みます。
総菜屋さんのショーケース。持ち帰ったパスタは茹で、野菜はソースをかければ、今夜の晩ご飯、なのかな。
野菜と果物の店。雑然としているけれど、ラップなどで包んでいないのでおいしそうに思えます。
カリンがありました。こちらでは何に使うのでしょう。