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ちょっとディープなフランス—8 [旅気分]

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コンクあれこれ
2泊したホテルの名前は、オーベルジュ・サン・ジャック。サン・ジャックは聖・ヤコブのこと。入り口に、巡礼姿の聖人の像がありました。オーベルジュの意味は日本語の割烹旅館に近いのかな。宿泊だけでも、食事のためだけにきてもいいようです。
到着した夜。パンや果物を売っている店を見つけられなかったし、昼はコーヒー一杯だったと気がついて、夕食を予約しました。 「1皿だけ」といったのですが、ディナーのコースのうち、1皿にするか2皿にするかしか選択肢はないようで、魚の皿にしました。
まず出てきたのは大きなボウル(ラーメン丼に近い)になみなみと白いスープ。ジャガイモと麦粉が半々?
薄味で、はじめはおいしく感じたのですが、量が多すぎて、しまいには味を感じなくなり、「舌切り雀」の雀になったような気分。
さて、魚の皿。大きな皿いっぱいに、赤い豆が敷きつめられ(芯が残っている)、中央にこれまた大きなタラの塊。薄味の好きな私でも塩気を感じないくらい。タラはかなりにおいます。食卓には塩も胡椒もありません。
うー。スープを完食しなければよかったなあ。
旅行案内によれば、郷土料理の味のようです。海から遠い地域の昔の暮らしを考えると、納得。カメラを取り出す気力も失せ、1/3で敗退しました。
30人あまり入れそうなレストランは満席。大部分、食事にきた人たちのようでした。
写真左は、翌朝の朝食。パンとコーヒーのフランス式でした。果物は好きなだけとっていい。これは嬉しい。
写真右は、部屋の鍵です。なぜか二つありますが、片方はなんのため?

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翌日。観光客の多いシーズンにはこの店も開くのでしょう。
3時頃、1軒だけ開いていたカフェで昼ご飯。栄養満点、 これがサラダなんだから。もう夕食はいらない。

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バス停の近くで毛づくろいしていた猫。カメラをどんどん近づけても平気です。

ちょっとディープなフランス-7 [旅気分]

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コンクの散歩
コンクの集落。ウーシュ川を挟む谷の斜面に家々がしがみつくように建っています。
サント・フォワ聖堂に向かって右側が谷、左側は山です。
写真左は、集落のなかほどからバス停のある方向を見た情景。
右は、バス停付近から村の方向を見た情景です。

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集落のなかはこんな感じ。

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集落のメインストリートから細い一筋の道が、谷間の方に向かっています。
ちょっと入ってみました。
写真左は二階建の家の、一階と二階の間の構造物。家は、石と一部が木材でできているのですね。
屋根はどの家も一様に、黒っぽいスレート瓦を鱗状に重ねて葺いてあります。
よく見ると、加工が粗っぽく鱗がやや不揃いな屋根と、きれいに加工されて鱗が整っている屋根があります。
粗っぽいほうが古い建物なのでしょう。
住む人がいない家もありますが、川に近いほうにクレーンが見え、新築中と思われました。
新建材を使わない、この場所伝統のスタイルを守るなど、きまりがあるにちがいありません。
集落内の道はメインストリートもわき道も、写真右のようです。おそらく屋根と同じ石です。
雨水を流す溝が中央にあり、溝の両側だけは石を平らに使っていますが、ほかの部分は石の断面が天を向いているのでギザギザ。歩きづらいし、車が通るとバリバリとすごい音がします。

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集落の反対の端にいってみました。どこかの学校から、課外授業で来たのでしょうか。
この集落にこれほどの子供が住んでいるとは思えません。

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