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ちょっとディープなフランス-15 [旅気分]

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ノアン・ヴィック  サン・マルタン聖堂
ここにきたかった[exclamation]
自分の本棚で、いつ買ったとも記憶がない「フランス古寺巡礼」(岩波写真文庫1955年版の復刻版)を見つけたとき、いきなりロマネスクの聖堂にのぼせてしまいました。
のぼせの原因の最大のものは、ここ、サン・マルタン聖堂の壁画。もうひとつがショーヴィニーのサンピエール聖堂の浮彫でした。
10月22日、シャトールーからバスで30分、ノアン・ヴィックに到着。素晴らしい晴天です。
ノアン・ヴィックは二つの集落を合わせた名前で、ホテルがあるのはノアン。サン・マルタン聖堂があるヴィックとは2キロ離れています。
ホテルに荷物を置くなりでかけました。今バスできた道を戻ることになるのですが、バスは、1日に数便しかない。二つの集落合わせて人口400人のこの場所にタクシー会社はないらしい。
歩くほかはありません。
素晴らしい田園風景のなかを気持ちよく歩き、到着。
なんて愛らしい聖堂でしょう。
左は正面、右は後ろ姿です。

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左、私がのぼせたのは、この像のモノクロ写真でした。ある本には予言者の像と書かれ、別の本にはモーセと書いてあります。私にとっては、どちらでもいい。この像、そのものが好きなんだから。
右はキリストだそうです。最後の審判のキリストでしょうか。丸顔のキリストの像、はじめて見た。

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