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Mr.Family Ciub 宮本 寛さん [PENTAX]

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これまでにインタビューしたMr.Family Ciubu178人のうち、40代の方は指折りかぞえるくらい。
表現の世界でその人らしい境地に達するには、年季が必要ということでしょうね。
その中で宮本さんは、若い。精進のほどがしのばれます。
とくに印象的だったのは、昨年の「PENTAX RICOH PHOTO ANNUAL」掲載の、「夏の鋭光」でした。
大胆。新鮮!
お会いして話を聞くと、工夫がすごい。
たとえば、渓流のよどみに渦ができ、渦の中で落ち葉がくるくる回っているとき、落ち葉の動きをどう写すか。
シャッター速度の加減によるのですが、その割り出し方を宮本さんは明快に説明してくれました。
三脚に固定したカメラに傘をさしかける装置は、自動車整備士の技術でもって、自作。
名前もちゃんとつけました。「アメニモマケズ」。
「僕の望む表現には、フィルムの描写特性の方が」とPENTAX645NⅡを愛用。
しかし、フィルムの整理にはパソコンを巧みに活用しています。
若さの活力を感じたインタビューでした。
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