スイス訪問-4 [旅気分]
キブルグ城-2
館の中に広間と呼べるほどの部屋はありません。装飾のない、板壁の部屋が続きます。
そのなかで、左の写真、来客を迎える部屋の窓でしょうか。
右の写真の窓は復元かもしれませんが、この窓ガラスの作り方は古いです。
ステンドグラスの窓よりは実用向きの窓と思われます。
どこかの部屋の窓際にあった肖像。
この館の主? 何代も続いた一族でしょうに、肖像は1点だけでした。
暖炉の上の装飾と、陶製のストーブ。
陶製のストーブは壁から突き出ています。隣の部屋で火を燃して、暖かさをこちらに送る仕組みだそうです。
ここは寝室だったのかな。
地下には、騎士の扮装をするコーナーがありました。騎士の服は、なんの繊維かわかりませんが荒織りの布で、ほとんど直線裁ちの粗末なもです。この上に甲冑をつけるのでしょう。
城の中には、牢屋や拷問部屋もありました。
地下の一番下は、食物の貯蔵庫。ここはずいぶん広く、6月だというのにひんやりしています。
冬は自然の冷蔵庫。昔は、穀物の袋や、チーズや、ワインの樽や、ソーセージや、果物が置かれ、野鳥なんかもぶら下がっていたんだろうなあ。