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Mr.Family Ciub 深澤 勝さん [PENTAX]

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2月3日。今回のMr.Family Club は、秋田県美郷町在住の風景写真家、深澤勝さん。
Mr.Family Club170人のうち、秋田県の方ははじめてです。
深澤さんが撮るt対象は、美郷町周辺の暮らしのある風景。
色づいた稲穂の上にかかる半円の虹、美郷町のラベンダー畑、角館の桜、人影のある田園風景。
「自宅から半径6キロの範囲で撮ることが多いです」
深澤さんは写真館を経営されており、
農家のあとを継ぐべき長男が、好きな写真の道に進んだことの苦労話をたっぷりとうかがいました。
田園のまっただなかに、瀟洒な白い大きな建物。そこが深澤さんの写真スタジオです。
深澤さんのポートレートを撮らせてくださいとお願いしたら、
あっという間にスタジオのセッティングができ、「はいどうぞ」

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帰りはもう日没後。
スタジオの出口に、小さなかまくらが設けられており、私のために灯りをともしてくださいました。
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Mr.Family Ciub 宮本 寛さん [PENTAX]

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これまでにインタビューしたMr.Family Ciubu178人のうち、40代の方は指折りかぞえるくらい。
表現の世界でその人らしい境地に達するには、年季が必要ということでしょうね。
その中で宮本さんは、若い。精進のほどがしのばれます。
とくに印象的だったのは、昨年の「PENTAX RICOH PHOTO ANNUAL」掲載の、「夏の鋭光」でした。
大胆。新鮮!
お会いして話を聞くと、工夫がすごい。
たとえば、渓流のよどみに渦ができ、渦の中で落ち葉がくるくる回っているとき、落ち葉の動きをどう写すか。
シャッター速度の加減によるのですが、その割り出し方を宮本さんは明快に説明してくれました。
三脚に固定したカメラに傘をさしかける装置は、自動車整備士の技術でもって、自作。
名前もちゃんとつけました。「アメニモマケズ」。
「僕の望む表現には、フィルムの描写特性の方が」とPENTAX645NⅡを愛用。
しかし、フィルムの整理にはパソコンを巧みに活用しています。
若さの活力を感じたインタビューでした。
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Mr.Family Club 有馬純彦さん [PENTAX]

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7月25日に鹿児島にいったのは、有馬純彦さんを取材するためでした。
有馬さんの風景写真は「白い水の姿」といいたいほど、霧、雲海、滝が多いです。
そういう水を見ていると、自然と一体化した気持ちになるからだとか。
撮影に出かけると、ときに1週間から10日も、車に寝泊まりして、月に4万キロも走る。
「九州のなかは線でな、く面で知っています」というほど。
写真をはじめたのが21年前。
胃の手術を受けて入院中、「山にいくのだ」と決意。装備を整えカメラ用意し、
退院したその日に、車で久住山に出かけちゃった。翌朝には山頂へ。
穏やかな風貌に似ず、ムチャクチャな方です。
「あとで院長先生に、こっぴどく叱られましたけどね」[わーい(嬉しい顔)]
ウェブや個展で精力的に作品を発表。
そして、「ペンタックスが好きなので、ずいぶん集めました」
ポートレートはペンタックスのコレクションと一緒に撮らせてもらいました。
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Mr.Family Clbu 大谷義治さん [PENTAX]

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大谷義治さん。群馬県太田市にお住まいです。お気に入りの撮影場所は赤城山の覚満淵。
案内していただいたのは5月5日です。
このときはじめて知ったのですが、赤城山という山はなく、いくつかの峰と湖や湿原を含む一つのエリアを赤城山というのです。
覚満淵は標高が高いのでまだ芽吹き前。大谷さんは木道を歩きながら、このズミの木の枝は…、この小さなヤチボウズは…と、文字通り一木一草を知りつくし、どんな季節、どんな天候、どんな時間帯の光線が最もいいかを語るのです。
小高いところに上って、覚満淵を背景に大谷さんを撮影。
樹々が緑になるのは6月だそうですが、穏やかな午後の陽射しはもうすっかり春でした。

Mr.Family Club 江連康晴さん [PENTAX]

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江連康晴さん。スナップの名手です。
写真をとおして人や旅に親しんでいた時間は長いけれど、本気で作品作りに取り組んだのはここ5~6年とおっしゃいます。
しかしその作品が半端じゃない。用意されたステージに格好の人物登場、といったおもむき。
60代は作品作りに適したときだそうです。体力も気力も充実し、時間とお小遣いが自由になるから。
自分で海外の個人旅行をセットし、よく撮影に。
画像処理も、自家プリントも見事というほかはありません。

[わーい(嬉しい顔)]ブログ再開しました[exclamation]
1月に白内障の手術を受け、先週まで新しい眼鏡が作れなかったのです。
ブログ投稿欄の文字は小さいので、とてもムリ。
今、やっと視界が晴れました。
フランスの旅の記録、続けます。

Mr.Family CLub [PENTAX]

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番匠克久さん。札幌にお住まいです。2006年、個展と写真集「汽憶」を同時に発表。
「汽憶」は、汽車と記憶を重ねた、番匠さんの造語。
この言葉が意味するように、番匠さんの写真は列車そのものの描写ではなく、列車にまつわる情緒の表現です。風景のなかの列車です。
夕映えの原野を疾駆する夜行列車、霧のなかにかすかに見える先頭車両、無人駅の孤灯、白い煙だけ、レールの反射が描く曲線だけ。
1枚の写真のために、周到な準備と高度な撮影技術が必要です。
インタビューは10月9日。番匠さんの好きな撮影場所の一つ、室蘭本線の安平(あびら)駅にご一緒しました。
第2回の個展は、来年1月、リコーイメージングスクエア新宿で。写真集の出版も。

夕映えの風景と列車を美しく描写するには、日没後30分がベストなのだそうです。
番匠さんにうながされて、私も安平駅の情景を撮ってみました。ちょうど列車が到着。
4枚目の写真は、列車が去った後の、駅の周辺。
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Mr.Family Club ささき俊行さん [PENTAX]

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秋田県生まれ、大学は青森県弘前、大学院は新潟、就職は宮城県。東北と雪国から離れたことがないそうです。
包みこむような、穏やかな笑顔が印象的でした。
対象は東北の風景。リタイア後は、SUV車で泊まりがけの撮影が多くなりました。
水のある風景が好き。佐々木さんが撮る水は、山深く、ひっそりと静まっています。空を映し、樹々を映し、澄んで水底の落ち葉を見せ…
デジタル写真はデータの整理に多くの時間をさかなければならないのですが、ファミリークラブ宮城県支部長の仕事も結構忙しい。日本風景写真協会会員。

ささきさんの取材で宮城県鹿島台を訪ねたのは7月でした。戻って原稿を書き、それから先は自分の個展の準備と10月のフランス旅行のことでアタマがいっぱい。
ささきさんの投稿を忘れていたことに、今になって気がついたしまつです。
ささきさん。ごめんなさい[ふらふら]

Mr.Family Club 佐藤 忠さん [PENTAX]

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世界の秘境、人気第一位は、チベットのラルンガル・ゴンパ。第二位が、北米のザ・ウェーブだとか。
その両方を撮ってきたすごい方です。
海外撮影のツアーに参加すること、年間最大40回!
「誘われるんですよ、人数が足りなとツアーが成立しないから、佐藤さん、ヒマがあるなら」って。と、軽くおっしゃいます。
作品の写真は、隅々まで神経が行き届き、端正。めったにない機会だからとガツガツ撮ったらこうはいきません。余裕ですねー。
悠々自適の境地ですが、ここまでくるには、働いて、転機をつかんで、働いてと、築いてきた人生でした。
「私は学校にいけなかったけれど、字が読めて計算ができ、真面目に頑張れば報いられると思っています」
今も、毎日のように撮影しています。国内の風景だけでなく、草むらのタンポポや、ときには自分でシャボン玉を飛ばして。
「そろそろパスポートが切れます。更新はしないでおこうかと」
でも、佐藤さんの被写体はどこにでも。

Mr.Family Club 堀口裕央さん [PENTAX]

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Mr.Family Clbu、山岳写真家の堀口裕央さん。カラフルな毛糸の帽子がお似合いです。
昨年、2度目のヒマラヤ訪問で、すごいすごい傑作をものにしました。
夕映えのエベレストの上に、赤く染まった笠雲がくっきりと。笠雲の端には満月も。
ヒマラヤは風が強いので、雲は吹き飛ばされることが多く、エベレストの笠雲はめったに見られないそうです。
それを撮っちゃった。
サッカーとボクシングの積み重ねはあったけれど、登山をはじめたのは50代なかば。
カメラを手にして写真教室に通いはじめたのが60歳。しかし猛烈な勢いで山岳写真を撮り、プロ宣言。
今年、リコーイメージングスクエア新宿で、初の個展を開きます。
堀口語録:
「自分は誰よりも、10cmでも高く登ってシャッターを押し、感動のある写真を撮れたら嬉しい」
「僕は自費で行く。今67歳やからね。スポンサー探しなどしていたら人生終わっちゃう」
「高い目標を持てば、目標が自分をひっぱりあげてくれる」
とても楽しいインタビューでした。

Mr.Family Club 原 桂さん [PENTAX]

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原さんは千葉県在住。
「リタイアして、いきなりヒマがたくさん。いろんな選択肢のなかの一つが写真だった」と、写歴10年。しかし、
はじめたら半端にはできない性格だし、好奇心旺盛と、自認。
推されて、Pentax Ricoh Family Clubの千葉支部長に。
撮影の対象は街なかのスナップや風景。「ただ今、Challengeとingです。とくにテーマはありません」
作品は自家プリント。原さん好みのちょっとレトロな色調が魅力です。
「会社員時代よりもパソコンを使いこなしています。デジタル写真にパソコンは必須ですからね」
プリントのセミナーに参加しては、写真の絵柄と色調とプリント用紙の質感のマッチングを研究中。
表現方法も、ストレートな撮影だけでなく、多重露出、HDR、水彩画、ジオラマ風と、試作いろいろ。
原さんの作品に感じる、都会的なしゃれたセンスは、独特です。
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