下町のイングリッシュガーデン [花たち]
イングリッシュガーデンに迷いこんだような気持ちになりますが、れっきとした舗装道路のわきの、たいして広くもない空き地です。垣根はなく、道路に向かってむきだしです。いったい何種類の植物が密集しているのでしょう。
何年かかってこの状態に仕上げたのでしょう。
場所は昨日の投稿に引き続き、北区中里。このあたり、昔風の開放的な木造家屋はすでにありませんが、家の外に植木鉢を並べ、ちょっとでも地べたがあれば花を植えるという気風は残っているようです。
中里の植物は生命力旺盛。あちこちで、何年も置きっぱなしのように思われる植木鉢からあふれ出て、わずかでも土があれば捨てられた鉢からでも芽を出して、ざわざわとうごめきそうな勢いです。
ミニ版「勿忘草」 [花たち]
菫・すみれ・スミレ [花たち]
「一番好きな花がスミレだと告白するのはなんだか恥ずかしい」と、親友にいったら、
「私、恥ずかしながら桜なの」
ちょっと、安心しました。
同じスミレの仲間でも、派手で花が平たく咲くパンジーはなんとも思いません。私が好きなのは、昔から道端で咲いていたような、小型で花の形が立体的tなビオラの系統です。
これが、やさしげな姿に似合わず気むずかしいことを知りました。
空き地から掘ってきても、3年もすれば消えてしまいます。
お気に入りの環境でなければいなくなる。かと思えばコンクリートの割れ目から毎年花を咲かせている。
鉢植えで売られているビオラは、外来種が多いらしい。これは丈夫です。
いまや、わがベランダで毎年咲くのは全部外来種のようです。
白いのは、いつのまにか居ついてくれました。友達がネジバナをくれたとき、まざってきたのかもしれない。
紫のは、捨てられていた鉢植えを拾ってきました。
白に紫の筋があるのは、うちのあたりでは雑草化しています。
この春、紫のスミレについていた毛虫を2匹も退治しました。
黒い剛毛とオレンジ色のシマがある、見るからに憎たらしいヤツ。ツマグロヒョウモンです。
大事なニオイスミレを丸坊主にされたことがあるので、見つけたら絶対許しません。
雨に咲く-2 [花たち]
雨に咲く-1 [花たち]
たぶん小松菜 [花たち]
去年の秋からほったらかしだったプランターに、丸い葉っぱが見えてきました。雑草のタネが飛んできたのでしょうと思っていたら、穂が出て蕾をもち…
咲いたらば、あら、菜の花の仲間ですね。
そういえば去年の春、小松菜のタネをもらったのです。植えて、育って、虫がつかないうちにと小ぶりながら収穫すること2回。
ところが真夏、3度目に植えたのは発芽しませんでした。きっと暑すぎるのです。我が家のベランダは南西向き。陽あたりがいいだけに、熱帯サバンナ並の気温になるはず。それっきり小松菜のことは忘れていました。
冬になって、眠っていた小松菜のタネが目を覚ましたのでしょう。
撮影しようと近づくと、いい香り。レンゲの蜂蜜そっくりの、濃厚な甘い香りです。