この夏の記憶-5 [ひとびと]
新宿駅東口付近。孫と祖母、でしょう。親抜きのお出掛けと見ました。
親抜きのお出掛けは、孫にとっても祖母にとっても、特別な楽しさがあるはず。
私の甥は、おばあちゃんとたびたび伊勢丹めぐりをしたそうで、帰りには必ずヒロタのシュークリームを買ってもらったと、懐かしそうに話します。
そういう私は、甥の息子を「都電に乗ろうよ」とそそのかしているところ。
チビちゃんの祖母、すなわち私の妹は早くに亡くなったので、
私は、大伯母ときどき祖母、という役どころです。
踏切が開くまで [ひとびと]
エライ! [ひとびと]
スカートの柄がサクランボ。
白地に赤いサクランボを散らした柄の、パラソル。
バッグは真っ赤。
これはコスプレなのでしょうが、赤・黒・白で統一したセンスはなかなかのもの。
パラソルは、コスプレじゃない少女が使っても素敵と思えるものでした。
女の子ならばたいがい、「カワイイ」服装に憧れる年齢を通過すると思います。
私の場合は、少女雑誌の口絵の、西洋のお姫様を模写していたのがその時期でしょう。
でもそれは非現実の世界、そんな服装を実行するなど、あり得ない話でした。
時代が変わったせいもありますが、カワイイを実際に着ている人を見ると、「エライ!」と思ってしまいます。
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