遠足富士山麓－５

このツアー一番目のパワースポット、富士山をご神体とする富士浅間大社に到着。
神様はコノハナサクヤヒメ、絶世の美人だったと伝えられています。
ところがお姉さんのイワナガヒメは正反対。
そこで結婚のときにもめた話は「古事記」にくわしいですが、もう一つ、こんな話を聞いたことがあります。
伊豆高原の大室山。標高は低いけれどきれいな円錐形で山頂には火口の窪み。典型的な富士山タイプの山です。リフトで頂上に上がると、富士山がよく見えます。
しかし、この山の神様はイワナガヒメ。
「大室山に登って富士山をほめてはいけません」と注意されました。
お姉さんが嫉妬して、登った人を蹴落とすのだそうです。
大室山は毎年野焼きをするので、一本の樹木もありません。見通し抜群、山頂で蹴飛ばされたら、たしかに麓まで転がり落ちそう。おお、怖！

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コメント 2

これはまた、楽しい旅ですね。嫉妬する神様って結構多いみたいで、人間が出来てない、というか。そうか、神様だから「人間が出来る」わけはない。
by さゆり (2012-06-28 18:39) 

日向の方では、イワナガヒメは絶望のあまり自殺したという伝説があるとか。神様なのに死ねるの？
イワナガヒメ、もう少し長い目でものを見ることを考えるべきでしたね。
だって、美人は凋落あるのみ。
それに対し、醜女は磨きがかかる一方だもんね。
by tree2 (2012-06-28 20:44)