再びフランス・ロマネスクの旅-11 [旅気分]
アヴィニヨンの教皇庁
10月18日の、シトー派三姉妹めぐりは強行軍でした。
あとになってみれば、ル・トロネを飽きるまで見て、あとの二つは省略してもよかった…と思うのですが、
それは三つを見たからいえることです。
それにしても、ルトロネの近くに1泊したかったなあ。
とんでもなく不非自由かもしれないけど、それが好なんだよねー。
などと思いながら、その日のうちにアヴィニヨンのホテルに入りました。
19日、アヴィニヨンは、オランジュにいくための中継地点なので、観光は午前中だけ。
私がアヴィニヨンについて知っているのは、「アヴィニヨンの橋の上で」という歌だけなんですが、
教皇庁と橋と、どっちにいくか?
教皇庁にしました。
旅行案内書によれば、ヨーロッパ最大のゴシック宮殿。
大きいだけあって、いっぺんに造られたのでないことは、見ただけで感じます。
建て増しに次ぐ建て増しだったのね。複雑で広い。
中にあった聖像などはすべてフランス革命のときに破壊されたそうで、威圧感のある、大きい部屋がただただあちこちにあるだけ。
教皇庁というからには、ゴシック時代というからには、よくいえばきらびやかな装飾でみちあふれていたのでしょうし、それがあったら時間をもてあますこともなかったと思うのですが、なんだかなあ。
写真を撮る気もおきません。
ヒコはむくれていました。私も同じ気分だけど…
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