金沢訪問-5 [アートな時間]
あの人たちが見上げていたのはこれ、天井です。
ここは「タレルの部屋」といい、金沢21世紀美術館で一番の人気の展示物だとか。
天井に四角な穴があいており、穴の縁の厚みが見えないような造りになっています。
なので、天井と空とは、同一平面にあるように見えるのです。
晴れた日ならば、青空に浮かぶ雲が見えるところ、この雨天では、単なるグレーの平面。
部屋は真四角。四方の壁に石のベンチがぐるりとつくりつけになっています。
天井を見上げて座るのに、背もたれの角度がちょうどいいのです。ここで、いつまでもぼーっとしていたい。
「冬は冷たいけどね」と、Kさん。「でも、雪が舞ってくるのも素敵よ」
2011-11-22 00:39
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