Mr.PENTAX 露木義光さん [PENTAX]
はじめてツアーでケニアへいったとき、ほかの人はみなカメラをもっていた。
次の旅行にはコンパクトカメラもってき、その写真をコンテストに出してみたら初入選。
写真って面白いんだ!と、PENTAXのMZ-3(フィルムカメラ)を買った。
2年後、*istD(デジタルカメラ)の発売と同時にデジタルに転向。
理由は、自分でプリントしていい色を出したいから。
プリントの腕前は、エプソンの写真コンテストでも高く評価された。
写真上達の方法は、たくさんのコンテストに応募すること。
「あのコンテストでもこのコンテストでも採ってもらえない写真は、いけない写真です」と、おっしゃる。
なんともユニークな方です。
得意分野はスナップ。
ニコニコしてこちらから挨拶し、ときには座りこんでお喋り。
「何語だっていいんです。外国でも日本でも、田舎へいくほど心で通じあえます」
撮らずにお喋りで終わっても、それはそれでいい時間なのだそうです。
なんともリラックスした雰囲気のある方です。
うまいスナップのコツはリラックスにあり、と思いました。
2012-09-03 00:34
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先日千葉の田舎に行ったら言葉が通じません
へんな宇宙人が来たという風に見られているという気分で
落ち着きませんでした。
都会の殺伐とした空気しか読めない人間になったようで
哀しい気分でした。
by SILENT (2012-09-03 10:36)
都会的な服装もよくないそうです。どんくさい格好をしていくのがコツとか。
でも、自分の服装の雰囲気を変えるのって、難しいですよね。
そうでなくても、男性は相手に用心されがちです。
スナップの達人は年輩の女性に多いです。
相手が安心するんでしょう。はっきりいえば、おばあちゃんの特権。
露木さんは例外です。
ほんとにリラックスした方で、とても会社経営者には見えません。
初対面なのに、私も長年の知人みたいに喋っていました。
nice! とコメント、ありがとうございました。
by tree2 (2012-09-03 12:09)
「うまいスナップのコツはリラックスにあり」
すごく分かる気がします。
by くーぷらん (2012-09-09 18:40)
気づかれずに撮る達人は自分の気配を消せる人。大竹省二氏と浅草を歩いたことがありますが、見事なものでした。私はすぐわきにいたのに、いつシャッターを切ったかわからないのです。
今のご時世では、声掛けをして撮ったスナップでないと、公の場に発表できないですね。こちらのコツはリラックスであると、露木さんと話して、あらためてそう思いました。
コメントとnice! ありがとうございました。
by tree2 (2012-09-09 21:48)