広島にて-４

社殿の裏の道に鹿が数頭。
神社には鹿がつきもの、なのかもしれませんが、宮島では鹿煎餅は売っていないそうです。
だからでしょう、すぐ近くまできても、奈良の鹿みたいにまつわりついてきません。しかし栄養状態がよくないのか、脚は折れそうに細く、実際、曲がった脚で不自由そうに歩く鹿もいました。
撮れなかったけれど、道端の柵はにアオサギが止まっていました。森の上を飛ぶ姿も見ました。
宮島という名前から、神社しかない小さな島だと思っていたのですが、きてみると、旅館や土産物を売る商店街がありました。学校もあるそうです。山があり、樹々が茂り、国宝に接近して人間と動物の暮らしがある、ふところの深い島でした。
ひとまわりして海辺に戻ったら、日が暮れてきました。

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