再びのイタリア-13 [旅気分]
フィレンツエ サン・マルコ美術館 その1
フラ・アンジェリコの「受胎告知」は、ずっとまえから、ぜひとも実物を見たいと思っていました。
ルネッサンスが爛熟するより少し前の、おさえめの表現が好き。
サン・マルコ美術館に入るといきなり階段でした。上がってみれば、「あっ」
奥まったところに、有難そうに展示してあると思いきや、こんなに簡単に出会えるとは。そうか、壁画だから動かせないんだ。
フレスコ画ならではの、かろやかな色調が目に心地よい。
さて、このマリア様。とても真面目な人が、思いがけないことをいわれて困惑しているような表情です。
私が好きなもう一つの「受胎告知」はウッフィッツイ美術館にある、ダヴィンチの作品。こちらのマリアは、幼さの残る顔に厳粛な表情を浮かべています。一瞬のうちにキリストの受難までを見通し、覚悟してすべてを受け入れたような。
右の写真は、フラ・アンジェリコの弟子が描いたという聖母子像。愛らしい、利発そうな。幼な子イエス。
サン・マルコ美術館はもとは僧院の建物で、二階には 六畳間くらい(もっと広いか?)の個室が並んでいます。
人ひとりちょうど通れる大きさのアーチ型の入り口。ドアはすべて開かれて、中をのぞきこめます。
どの部屋も小さい窓が一つ。壁と天井は白く塗られ、その一部、天井の近くに壁画が。みな、「受胎告知」と同じ雰囲気です。フラ・アンジェリコ様式というべきでしょうか。
撮影禁止とはどこにも書いてありません。フラッシュを使わなければいいのでしょう。
私、今回は二度目の見学。はじめはこわごわでしたが、だんだんにずうずうしく、けっこう撮ってしまいました。デジタルカメラのありがたさ、薄暗くても写ります。
右上と左下の絵は、首や手が宙に浮いています。なぞなぞみたい。意味を知りたい。
フラ・アンジェリコの「受胎告知」は、ずっとまえから、ぜひとも実物を見たいと思っていました。
ルネッサンスが爛熟するより少し前の、おさえめの表現が好き。
サン・マルコ美術館に入るといきなり階段でした。上がってみれば、「あっ」
奥まったところに、有難そうに展示してあると思いきや、こんなに簡単に出会えるとは。そうか、壁画だから動かせないんだ。
フレスコ画ならではの、かろやかな色調が目に心地よい。
さて、このマリア様。とても真面目な人が、思いがけないことをいわれて困惑しているような表情です。
私が好きなもう一つの「受胎告知」はウッフィッツイ美術館にある、ダヴィンチの作品。こちらのマリアは、幼さの残る顔に厳粛な表情を浮かべています。一瞬のうちにキリストの受難までを見通し、覚悟してすべてを受け入れたような。
右の写真は、フラ・アンジェリコの弟子が描いたという聖母子像。愛らしい、利発そうな。幼な子イエス。
サン・マルコ美術館はもとは僧院の建物で、二階には 六畳間くらい(もっと広いか?)の個室が並んでいます。
人ひとりちょうど通れる大きさのアーチ型の入り口。ドアはすべて開かれて、中をのぞきこめます。
どの部屋も小さい窓が一つ。壁と天井は白く塗られ、その一部、天井の近くに壁画が。みな、「受胎告知」と同じ雰囲気です。フラ・アンジェリコ様式というべきでしょうか。
撮影禁止とはどこにも書いてありません。フラッシュを使わなければいいのでしょう。
私、今回は二度目の見学。はじめはこわごわでしたが、だんだんにずうずうしく、けっこう撮ってしまいました。デジタルカメラのありがたさ、薄暗くても写ります。
右上と左下の絵は、首や手が宙に浮いています。なぞなぞみたい。意味を知りたい。
2016-01-29 20:30
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