松濤美術館へ-1 [散歩や道草]
干し草の二つの山のあいだで、飢え死にしてしまった驢馬がいたそうです。どちらの山から食べようか、いつまでも決断できなかったから。
東京に住んでいると、見たい美術展がありすぎ。あっちもいきたい、こっちもいいなと思っているうちに、あっちもこっちも終わってしまう。われながら、干し草の山のあいだで死んだ驢馬。
松濤美術館の「大正イマジュリイの世界」展、招待券をいただきました。おかげでおバカな驢馬にならずに出掛けることができました、感謝。
井の頭線の神泉駅から静かな住宅街を5分。歩道に、素敵な煉瓦を敷き詰めた場所にきました。煉瓦のあいだから、ちっぽけな草や苔が顔をのぞかせています。まちなかで見つけた、小さな美。
タグ:松濤美術館
2011-01-21 00:31
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大阪は人口のわりに、美術館や博物館が少ないので不思議です。
京都府や兵庫県には結構あるのですが…
by くーぷらん (2011-01-21 20:23)
nice!たくさん、ありがとうございます。
大阪、出光美術館があるではありませんか。
たまたま出張で「伴大納言絵巻」全巻の展示にめぐりあったときは大儲けをした感じでした。それがホテルのすぐ近く。
夕方見て、翌朝また見にいき、堪能しました。
by tree2 (2011-01-21 21:41)