私の読書傾向-5 [アートな時間]
カバーした文庫本は、出掛けるとき、よくバッグに入れていく本です。
右から、アラン「幸福論」。リルケ「神さまの話」。アン・モロウ・リンドバーグ「海からの贈り物」。
「幸福論」の存在を知ったのがいつなのか、記憶にないほど古いですが、哲学書らしいから長年敬遠してました。最近、NHKで紹介され、とっつきやすそう…手にしてみれば、なんと、新聞に連載したコラムを集めたものなのです。読みやすいし、わかりやすい、ときに「そうだっ」と共感したり。
「神さまの話」は、中学生のとき、年長の従姉妹から贈られました。のちに「マルテの手記」や「ドウィノの悲歌」へと導いてくれた、私にとってのリルケ入門書です。
「海からの贈り物」は、主婦であり母親である著者が、多忙な時間を過ごしつつも、内面に静かな考察の時間をもっていることの素晴らしさ。
2012-05-13 14:20
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素敵なブックカバーですね!
by SILENT (2012-05-17 12:23)
そうなんです、カレンダーなどで、いい絵や写真をカバー用にとっておきます。左のチューリップは、大竹省二さんの写真。
by tree2 (2012-05-17 14:34)