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再びのイタリア-10 [旅気分]

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ホテルの部屋の、果物の山
フェイレンツェに到着したのは10月20日の真昼。さっそく予約のホテルへ。
サンタ・マリア・ノヴェッラ広場に面する、ホテル・サンタ・マリア・ノヴェッラ。目立たないホテルですが、じきにわかりました。さて……フロントの女性、
「せっかく予約をいただいていますが、今夜はいっぱいです」  英語です。
私は肩をすくめただけ。ほかのホテルをとってくれているにきまってるから。
「ここと同等のホテルを予約しました。すみませんが、今夜はそちらにいっていただけませんか」と、たいそう丁重な感じは伝わってきます。
「はい、いいですよ」
「お詫びのしるしに、小さなプレゼントを用意します」
などなど、長々と説明があって、
「ワタシノイウコト、リカイシマシタカ?」
「ほぼわかりました」
ポーターが私のトランクを引いて移動。すぐ隣、10メートルほど歩いたら、そのホテルでした。
案内された部屋でまず目に入ったのが、セロハンにくるまれた、一山もある果物。
え? イタリアのホテルでは部屋に果物を置いていてくれるの?
食べていいんでしょうね。
ぶどう、梨、オレンジ、食用ホオズキ。のどが渇いていたし、ひる時ではあるし、めいっぱい、果物で昼ごはん。
この写真は夜の状況。夕食も果物だけですませ、まだ半分以上残っています。
そのあとで、セロハンの隅っこに、小さなシールを見つけました。シールに、隣のホテルの名前が。
小さなプレゼントって、これのことっだったの? そういえば、 果物のわきにはお詫びの手紙があったっけ。
長い説明で引き留めている間に、手紙と果物の用意をしたわけね。
そうだ、撮っておこうと相成りました。
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