「港の日本娘」と富士見丘教会 [アートな時間]
「港の日本娘」という映画を見ました。
1933年制作の無声映画。要所要所で字幕が挿入されるので、話の展開はわかります。
でも音がないのは寂しいから、発表当時は弁士や楽団がついたのでしょうか?
今回は、初めから終わりまで、ブラスオーケストラ「チャンチキトルネエド」のナマ演奏がつくという、贅沢な上映です。
音楽は、本田祐也作曲の、組曲「港の日本娘」。
チャンチキトルネエドは1999年の結成、本田氏の作品を演奏してきました。
今や、テレビドラマ「あまちゃん」の音楽で全国的に知られています。
映画の内容は、1人の男と3人の女がもつれる話。それはさておき、
昭和のはじめの、横浜に住む人達のハイカラ」な暮らしぶりは驚くばかりでした。
映画の筋に気をとられて、チャンチキトルネエドの素晴らしい演奏に集中できなかったのは残念。
上映の会場はなんと、下北沢にある富士見丘教会。この映画と同じ頃に建てられたそうです。
礼拝堂は映画上映のため窓をふさいであり、暗くて撮れませんでしたが、
簡素ながら瀟洒な建築でした。
2014-03-02 00:36
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