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再びフランス・ロマネスクの旅-5 [旅気分]

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エクサンプロヴァンスの夜と朝
10月17日、マルセイユから列車でエクサンプロヴァンスに移動。
明るいうちにホテルに入りました、、
ホテルの部屋はロフトがあり、グレーを基調とした内装もいい雰囲気。
ヒコは「かっこいい!」と大喜び。
私一人の旅ならば、街の探索に出かけてカフェでおやつを食べ、夕食抜きで寝てしまうところですが、
ヒコは時差ボケにやられたらしく、午後になるとだるいようです。
「一風呂浴びて昼寝すれば?」といいました。
これが裏目に出た[がく~(落胆した顔)]
しばらくして、「カギが開かない!」と叫び声。
内側からロックしたら、固くて開けられないというのです。
私はフロントに走り、フロントが合鍵を探している間に、ヒコがエレべーターからあらわれました。
「体あたりしてカギを回したら開いた」
そうでした。私、これまでの旅で経験したんです。日本のカギみたいにスイと開かなくてあたりまえの世界だということを。。
バリアフリー、どうなってるの?
ヒコ、「シャワーが水だった」
私、「旅ではいろいろ経験するね」
日が落ちてから、食事に出かけました。ホテルのレストランは見るからに敷居が高いので、敬遠。
隣にイタリアンの店がありました。
ヒコは大好物のカルボナーラを注文。
うめき声を発しながらかきこんでいます。
「どした?」
「おいしい、でも食べきれない」
ほんとにすごいボリューム、私も味見しました。たしかにおいしい。
レストランを出て、ホテルの近くの広場にきました。
快適な宵です。
あとで気がついたのですが、エクサンプロヴァンスは泉の町。
広場には、大きくて素敵な噴水があったらしい。もうちょっと散歩すれば見られたのに。残念。
部屋に戻って私がバスを使ったときはお湯が出ました。
さっきはまだ沸いていなかったのね。

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10月18日朝。部屋の窓から見えた情景です。
ここまでは、私の旅の通過点。
いよいよ今日から、目的のロマネスクと対面です。
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再びフランス・ロマネスクの旅--4 [旅気分]

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マルセイユの海
プチトランの出発点に戻りました。午後3時半に列車でエクサンプロヴァンスに移動するのですが、まだ昼前。散歩しようと、さっき見た、屋上に赤い旗を林立させていた建物にいってみることにしました。
近づいてみると、昔の要塞のようです。要塞と並んで、「ヨーロッパ地中海文明博物館」がありました。
残念、今日10月17日は火曜で定休日。
旧港の外に出たあたり、ここが新しい港なのでしょう、大型の観光船が停泊していました。
白いテントのような建造物は、なにかしら?

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要塞を取り囲む岸壁の下の海。水は澄み、小さな魚の群れも見えました。
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再びフランス・ロマネスクの旅-3 [旅気分]

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マルセイユのプチトラン
これがプチトラン。軌道を走るのではないですが、先頭は汽車ぽっぽの形をしています。
子供が喜びそう。でも、この時の乗客はヒコ以外、みな大人でした。

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まず海に沿った道を走ります。
デュマの小説「モンテクリスト伯」で知られたイフ城が見えます。

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プチトランは住宅街にさしかかり、結構急な坂道をすっとばします。
小さいとはいえ3輌の客車を連結して、くねくね曲がった狭い道をすいすいと…
プチトランのドライバーはすごい。
風光明媚なマルセイユの街、もっとゆっくり見たいよー。
丘の上に着きました。
さっき下から見ていた、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド聖堂があります。
聖堂の横の広場からマルセイユの街が一望できます。なんてきれい[わーい(嬉しい顔)]
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声明と万燈の夜 [アートな時間]

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今日は、フランス旅行の投稿をちょっと脱線。

11月3日、仏画展・声明・万燈の催しに誘っていただきました。
ところは練馬区の曼荼羅寺観蔵院。
現代の画家、染川英輔さんが描かれた両界曼荼羅ほか、数々の仏画があります。
染川さんみずから、仏画の内容や技法を説明してくださいました。
まじかに、ゆっくり見たのははじめてです。筆勢の強さ、色彩の美しさ。
私は古い仏画しか見たことがありませんでしたから、
描かれたばかりの色彩はこんなだったんだと、目が洗われる思いでした。
この日は夕方から、お庭や本堂に万燈をともし、声明が演奏されます。

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広いお庭の奥の方まで灯された蝋燭が夢のようでした。
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