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再びフランス・ロマネスクの旅-8 [旅気分]

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ルールマランで昼ご飯
エクサンプロヴァンスから東へ70キロ、ル・トロネ修道院を見学して、西へ同じくらい戻り、ルールマランという小さな村へ。
さてこのマリア様、撮影した順番からしてこの辺で撮ったはずなのに、どこの教会で撮ったのか全然記憶にありません。教会の正面も写しておけばよかった。
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ルールマラン。10分も歩けば一周できてしまいそうな小さな村ですが、瀟洒な建物が並び、レrストランや商店もあって、雰囲気は都会と変わりません。
ここで昼ご飯にしました、山盛りの生野菜の上に少々の肉やチーズが乗っかっている、フランスの典型的なサラダ。大好きな料理です。どうして日本にはこういうメニューがないんだろう?

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次の目的地、シルヴァカーヌ修道院に向かう道筋の風景。
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再びフランス・ロマネスクの旅-7 [旅気分]

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(うわあ! 今年になってから一度も投稿していない。反省っ)

ル・トロネ修道院 続き
外壁も天井のアーチも、シンプルさが好き。「時」がいい表情を添えています。

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再び内部。どちらもこの修道院で使われていた装置のようです。
左は、巨大なネジ。絞る道具でしょうね。葡萄酒を作っていたのかな。
右はなんだかわかりません。何かを入れた布袋をつるして、したたる液体を濾しとったのでしょうか。
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新年のご挨拶 [アートな時間]

あけましておめでとうございます

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十二支の版画シリーズは、亥年から始めてしまったので、
今年の戌年でオシマイ。
さて、来年は? 思案中です。
今になってみると、日本犬にしては耳が大きすぎ、おでこが出っぱって、しかも太っちょ。
十数年前に描いたんだ…今ならどんな表現をするかなあ。

間遠になりがちな投稿、ガンバラナクチャ。
今年もよろしくお願いいたします。
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再びフランス・ロマネスクの旅-6 [旅気分]

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ル・トロネ修道院
12世紀に建てられた「シトー派三姉妹」と呼ばれる修道院。
去年は、ロマネスクの壁画や柱頭のレリーフにのぼせていた私ですが、
今年は同じロマネスクでも、なんの飾りもない、石そのものの建築が見たくてたまらない。
ここが目的地の一つ、ル・トロネ修道院です。
エクサンプロヴァンスから車で70キロ、静かな山を縫うように走って、到着。
ほの暗い聖堂。よいです、よいです。
シトー派は、極端に質素を重んじ、粗衣粗食、激しい労働、寝床は板、あるいは石の床に藁を敷いただけ。
冬はめちゃくちゃ寒かったでしょうねー[もうやだ~(悲しい顔)]
だからほとんどの修道士が若死したということです。
厳しい生活の中でも気候のよい季節はめぐってきます。そんなひととき、この聖堂で神に祈りをささげるのは、心きよめられる、素晴らしい体験だったのではないでしょうか。
私一人の旅ならば、聖堂に座りこんでぼーっとした時間を過ごしたいところですが、
ヒコが「怖い」というので、回廊に出ました。

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回廊の、内と外です。

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ヒコは来る途中、車酔いに苦しみました。でも、きれいな空気の中で元気回復。
記念写真を撮ってあげました。
私は一喝。
「こんな場所で、Vサインなんか出してふざけるんじゃない!」
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Mr.Family Ciub 宮本 寛さん [PENTAX]

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これまでにインタビューしたMr.Family Ciubu178人のうち、40代の方は指折りかぞえるくらい。
表現の世界でその人らしい境地に達するには、年季が必要ということでしょうね。
その中で宮本さんは、若い。精進のほどがしのばれます。
とくに印象的だったのは、昨年の「PENTAX RICOH PHOTO ANNUAL」掲載の、「夏の鋭光」でした。
大胆。新鮮!
お会いして話を聞くと、工夫がすごい。
たとえば、渓流のよどみに渦ができ、渦の中で落ち葉がくるくる回っているとき、落ち葉の動きをどう写すか。
シャッター速度の加減によるのですが、その割り出し方を宮本さんは明快に説明してくれました。
三脚に固定したカメラに傘をさしかける装置は、自動車整備士の技術でもって、自作。
名前もちゃんとつけました。「アメニモマケズ」。
「僕の望む表現には、フィルムの描写特性の方が」とPENTAX645NⅡを愛用。
しかし、フィルムの整理にはパソコンを巧みに活用しています。
若さの活力を感じたインタビューでした。
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再びフランス・ロマネスクの旅-5 [旅気分]

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エクサンプロヴァンスの夜と朝
10月17日、マルセイユから列車でエクサンプロヴァンスに移動。
明るいうちにホテルに入りました、、
ホテルの部屋はロフトがあり、グレーを基調とした内装もいい雰囲気。
ヒコは「かっこいい!」と大喜び。
私一人の旅ならば、街の探索に出かけてカフェでおやつを食べ、夕食抜きで寝てしまうところですが、
ヒコは時差ボケにやられたらしく、午後になるとだるいようです。
「一風呂浴びて昼寝すれば?」といいました。
これが裏目に出た[がく~(落胆した顔)]
しばらくして、「カギが開かない!」と叫び声。
内側からロックしたら、固くて開けられないというのです。
私はフロントに走り、フロントが合鍵を探している間に、ヒコがエレべーターからあらわれました。
「体あたりしてカギを回したら開いた」
そうでした。私、これまでの旅で経験したんです。日本のカギみたいにスイと開かなくてあたりまえの世界だということを。。
バリアフリー、どうなってるの?
ヒコ、「シャワーが水だった」
私、「旅ではいろいろ経験するね」
日が落ちてから、食事に出かけました。ホテルのレストランは見るからに敷居が高いので、敬遠。
隣にイタリアンの店がありました。
ヒコは大好物のカルボナーラを注文。
うめき声を発しながらかきこんでいます。
「どした?」
「おいしい、でも食べきれない」
ほんとにすごいボリューム、私も味見しました。たしかにおいしい。
レストランを出て、ホテルの近くの広場にきました。
快適な宵です。
あとで気がついたのですが、エクサンプロヴァンスは泉の町。
広場には、大きくて素敵な噴水があったらしい。もうちょっと散歩すれば見られたのに。残念。
部屋に戻って私がバスを使ったときはお湯が出ました。
さっきはまだ沸いていなかったのね。

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10月18日朝。部屋の窓から見えた情景です。
ここまでは、私の旅の通過点。
いよいよ今日から、目的のロマネスクと対面です。
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再びフランス・ロマネスクの旅--4 [旅気分]

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マルセイユの海
プチトランの出発点に戻りました。午後3時半に列車でエクサンプロヴァンスに移動するのですが、まだ昼前。散歩しようと、さっき見た、屋上に赤い旗を林立させていた建物にいってみることにしました。
近づいてみると、昔の要塞のようです。要塞と並んで、「ヨーロッパ地中海文明博物館」がありました。
残念、今日10月17日は火曜で定休日。
旧港の外に出たあたり、ここが新しい港なのでしょう、大型の観光船が停泊していました。
白いテントのような建造物は、なにかしら?

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要塞を取り囲む岸壁の下の海。水は澄み、小さな魚の群れも見えました。
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再びフランス・ロマネスクの旅-3 [旅気分]

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マルセイユのプチトラン
これがプチトラン。軌道を走るのではないですが、先頭は汽車ぽっぽの形をしています。
子供が喜びそう。でも、この時の乗客はヒコ以外、みな大人でした。

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まず海に沿った道を走ります。
デュマの小説「モンテクリスト伯」で知られたイフ城が見えます。

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プチトランは住宅街にさしかかり、結構急な坂道をすっとばします。
小さいとはいえ3輌の客車を連結して、くねくね曲がった狭い道をすいすいと…
プチトランのドライバーはすごい。
風光明媚なマルセイユの街、もっとゆっくり見たいよー。
丘の上に着きました。
さっき下から見ていた、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド聖堂があります。
聖堂の横の広場からマルセイユの街が一望できます。なんてきれい[わーい(嬉しい顔)]
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声明と万燈の夜 [アートな時間]

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今日は、フランス旅行の投稿をちょっと脱線。

11月3日、仏画展・声明・万燈の催しに誘っていただきました。
ところは練馬区の曼荼羅寺観蔵院。
現代の画家、染川英輔さんが描かれた両界曼荼羅ほか、数々の仏画があります。
染川さんみずから、仏画の内容や技法を説明してくださいました。
まじかに、ゆっくり見たのははじめてです。筆勢の強さ、色彩の美しさ。
私は古い仏画しか見たことがありませんでしたから、
描かれたばかりの色彩はこんなだったんだと、目が洗われる思いでした。
この日は夕方から、お庭や本堂に万燈をともし、声明が演奏されます。

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広いお庭の奥の方まで灯された蝋燭が夢のようでした。
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再びフランス・ロマネスクの旅-2 [旅気分]

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マルセイユ
10月17日午前9時、すこしもやっていますが晴れ。
ホテルに荷物を預けて、プチトランの乗り場へ。プチトランの営業は10時からなので、港の周辺を散歩。
ここは旧港というらしい。
港にはヨットのマストが林立しています。
古風なクレーン。絵になるなあ。

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港越しにこれからプチトランで行く、ノートルダム・ド・ラ・ギャルト・バジリカ聖堂が見えます。
港に沿って歩いていくと、屋上に赤い旗を並べた建物が見えました。なんだろう。

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じつは今回、一人旅ではありません。
11歳のヒコ(マゴモドキ)と一緒です。画面の右端を歩いています。
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