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ある日、隠れ家へ [アートな時間]

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ふっと、誰からも隠れたくなったとき、駒場の日本藝館にいきます。
二階の大展示室の前にある空間は大きなガラス窓から気持よく外光が入ります。
ガラスの向こうは白い石を敷き詰めたテラス。大きな壺が3、4点置かれています。
背景は緑一色。近代文学館の裏庭と接しているのです。
ここのベンチでぼんやりしているのが好き。
右は窓に面した展示ケース。中には柳宗悦が愛した茶碗。ガラスに外の緑が映って。

「港の日本娘」と富士見丘教会 [アートな時間]

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「港の日本娘」という映画を見ました。
1933年制作の無声映画。要所要所で字幕が挿入されるので、話の展開はわかります。
でも音がないのは寂しいから、発表当時は弁士や楽団がついたのでしょうか?
今回は、初めから終わりまで、ブラスオーケストラ「チャンチキトルネエド」のナマ演奏がつくという、贅沢な上映です。
音楽は、本田祐也作曲の、組曲「港の日本娘」。
チャンチキトルネエドは1999年の結成、本田氏の作品を演奏してきました。
今や、テレビドラマ「あまちゃん」の音楽で全国的に知られています。
映画の内容は、1人の男と3人の女がもつれる話。それはさておき、
昭和のはじめの、横浜に住む人達のハイカラ」な暮らしぶりは驚くばかりでした。
映画の筋に気をとられて、チャンチキトルネエドの素晴らしい演奏に集中できなかったのは残念。
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上映の会場はなんと、下北沢にある富士見丘教会。この映画と同じ頃に建てられたそうです。
礼拝堂は映画上映のため窓をふさいであり、暗くて撮れませんでしたが、
簡素ながら瀟洒な建築でした。

工作中 [アートな時間]

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去年フィレンツェで買ったマーブル紙で、コラージュのカードを作ってみたい。
テーマはヴァレンタイン。ハートのシールもずいぶん買いこんであります。
大事なマーブル紙をちょん切る前に、別の紙で試作。
…ダメ。雰囲気がちがう紙では見当がつかない。やはりマーブル紙で試作しなければ。
わかったことは、マーブル紙は案外地味だということ。
台紙に占める面積がある程度広くないと弱い。キラキラのシールは似合わない。
脇役として、金属の箔を散らすのはわるくない。
さて本番。
できたものは、さっそく私のカード作品を扱ってくれる「心力舎」に送りました。お買いあげいただけるか?
あらら[がく~(落胆した顔)]  写真を撮るの忘れちゃった。
というわけで、ブログの写真は試行錯誤中のカードです。
これは、透明な袋に入れて口を封筒用のテープでとめれば、50円で送れます。
宛名と文は、カードの裏面に書きます。
ただし、切手はシール式のものでないとはがれます。

[ふらふら]こういうことに夢中になっていると、ときのたつのを忘れます。
やれやれ、我に帰れば主婦の時間だわー…スポーツセンターも休みたくないし。
近頃、皆さまを訪問できないのはそういうわけでございます。どうかお許しを!

2014年 新年のご挨拶 [アートな時間]

あけましておめでとうございます
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ご訪問、ありがとうございます。
今年もダジャレの干支シリーズ。以前の個展の作品です。
このところ、コラージュのカードを作ることにはまっていて、版画の作品が増えません。
したいこと、あれもこれも。
しなければならないこと、追いかけてきます。
積み残したこと、重たいです。
ともあれ、
することがたくさんあるのは、喜ぶべきだと思っております。
今後とも、どうぞよろしく。

モンテヴェルディのマドリガーレを聴いた日 [アートな時間]

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「自分はいけなくなったから」と、有難くも送ってくださったチケット(高いです。いただいてしまっていいのかしら[がく~(落胆した顔)])。
ラ・フォンテヴェルデというグループが歌う、モンテヴェルディのマドリガーレです。
私の知識は、モンテヴェルディがイタリア、ルネサンスの頃の音楽家であることくらい。実際に歌われた曲を聴く機会も少しはありましたが。
この日のプログラムは、「モンテヴェルディのマドリガーレ集全曲演奏シリーズ」の第一回。
モンテヴェルディの9巻もあるマドリガーレ集を、青年期・革命期・円熟期という時代に分けて、シリーズで演奏していくのだそうです。すごいことを意志する人たちがいるのだなあ。
演奏がはじまりました。歌うのは男女5人です。豊かで、華やかで、透明な響き。
私はもともと声楽が好きです。こういう声の響きもあったのか…心を奪われるとはこのこと。
どこかにいっちゃった自分を取りもどすのに、ちょっと時間が必要でした。
また聴きたい。
写真は、ビルの7階にあるホールから見た新宿方向。さわやかな晴天でした。


「本の虫」 [アートな時間]

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「本の虫」というデザインのカフスボタンです。
袖の外側にくる方は、開いた本の形(文字は英語?)。
内側になるのは万年筆。ペン先を出して、反対側にキャップをかぶせた形。長さ2センチ。
おもしろーい[わーい(嬉しい顔)]
買っちゃいました。
カフスボタンをつけるシャツがないのに[ふらふら]……まだ。

ベルイマン映画を観る [アートな時間]

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えーっ、ベルイマン映画3本をいっぺんで観られる!
渋谷のユーロスペースで、「第七の封印」「処女の泉」「野いちご」を、毎日交互に上映するという広告。
こんなチャンスは二度とないでしょう。
とくに「野いちご」が観たい。ほかの二つも興味あるし。
「二本立ての映画は観ない主義」、とうそぶいていた私、あっさり宗旨がえです。
映画館は冷房が効きすぎているからと、上着を用意。でも、カロリーメイトを持参するの忘れた。
水分は映画館内で買えますが、食糧を外に買いに出る時間はなく、昼食抜きで3ラウンド。午後1時から6時40分頃まで。でも3ラウンドこなす人が多くてたのもしかった。
冷房はほどほどで上着は要りませんでした。
終わって外に出ようとしたら、土砂降りと雷。傘の用意はしてこなかったんだわー。

「月の子」と「風の子」 [アートな時間]

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私の作品を扱ってくれるお店ができました。写真は、オレンジの紙が「月の子」、赤い紙が「風の子」です。
このほか絵と言葉で構成する「きれは詩」シリーズも十数点納めました。
この流れを大きくしていきたいと考えています。
タグ:木版画

「貴婦人と一角獣」を見に [アートな時間]

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学生時代に読んで以来、愛読書の1册である、リルケの「マルテの手記」。
マルテは、記憶の中のアベローネという女性に話しかける形で、このタピスリーについて述べています。
それが現実に存在すると知ってから、ぜひとも見たいと思い、念願かなってパリにいけたのは2001年でした。
ところがなんと、このたび六本木にきてくれました。感謝[exclamation]
展示は、繊維製品なので照明は落としてありますが、実物と同じ空間にいるということの幸せ。
別室ではデジタル映像で、細部をよく見ることもできました。
美術展のカタログは重いし、うちの本棚は満杯だしで買わないことにしているのですが、これは例外。
印刷がよくて、日本語で読めて、内容も充実しています。(パリでフランス語の画集を買わなくてよかった)
ハンカチーフや絵葉書なども買ってしまいました。

工作-2 [アートな時間]

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ペンダントひとつ作った勢いで、もうひとつ。
これも、ペンダントトップはいただきものです。シルバーですが、太い方の端は銅のようです。
銅の部分にはホラ貝(?)が浮き彫りされています。
この貝、チベットの宗教儀式で使うラッパじゃなかったかしら。なので、もしかしてチベット製?
紐は買ったけれど、これひとつではもの足りなくて、身につけたことはありませんでした。
そうか、トンボ玉と合わせるというテがあったよね。
壊れたアクサリーのパーツもあるし、ビーズもたくさん余っている。
できた、できた。
7月に、ペンダントトップの贈り主とグループで出掛ける予定。つけていってびっくりさせよう。

それはそうと、また首まわりの飾りを増やしちゃった。
いよいよ私はヤマタノオロチだ。
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